アトリエ咲は、布飾紙アートフラワーを製作・販売しています。
大切な方からの贈り物やお世話になった方の形見の品、思い出の染み込んだ服など、さまざまな思いの込もった布地が、綺麗なお花に生まれ変わります。
大切な布地をお預かりする際に、お客様のお話をお聞かせください。
お花の種類や価格など、お気軽にご相談ください。
妹が持ってきてくれたワンピースで作りました。
布飾紙アートフラワーの話をしたところ、捨て難くいた洋服を何点が持ってきてくれたので、真っ赤なベルベットを選んでさっそく作ったバラ一輪。
母の七回忌を迎え、お仏壇に供えるには明るすぎますが、私たちがこうして元気に過ごしている事を母も喜んでくれると思い、写真を撮りました。
夫の従兄弟から結婚祝いにいただいたレースで作りました。
仕事で任されている機械で仕上げたという、そのプレゼントが嬉しくて、どんな洋服に仕立てようかと何度も眺めたものでした。
日々の暮らしに追われ、結局作らず仕舞いで引き出しの奥に眠らせたままだったレース。
これからは、いつも見えるところに飾りたいと思います。
若くして亡くなってしまった従兄弟には、生まれ変わったこのピンクのバラを見せることはできませんが。
工房の窓に飾ったバラを見てくれていた近所の女性。
ランジェリーのデザインをしていたその方は、試作に使った残り布を捨てられず、何かに使ってもらえるならと持ってきてくれました。
それから間も無く東日本大震災があり、その方とお会いすることもなくなってしまいましたが、布飾紙アートフラワーを始めてすぐに、いただいた布を使ってバラを作ってみました。
直接お礼を言うことはできませんが、どこかでこの白いバラを見ていただけますように。
義母の形見の帯から作りました。
結婚の報告のため義母のお墓にお参りした時、留袖と一緒にいただいてきた帯。
あれから46年、一度も身につけることはありませんでしたが、衣替えの度に防虫剤を替え続けてきました。
「眠らせたままではかわいそう」との気持ちから、思い切って手縫いの糸をほどきはじめたら、中から帯芯という綺麗な青い布。
一枚一枚の花びらが少しづつ薔薇の形になって、そして仕上がった青い薔薇の花。
いつも眺めるだけだった帯が、益々綺麗に生まれ変わりました。
*布飾紙アートフラワーは水溶性ではありません